過蓋咬合とは
かみ合わせた時に、下の前歯がほとんど見えないか全く見えないかみ合わせの状態です。
ディープバイトや専門用語ではアングル2級2類と言われることもあります。
過蓋咬合は不正咬合の一つですが見た目のガタガタが少ないケースが多く、認識されにくい不正咬合です。
しかし、実際には弊害が多く治した方がよい不正咬合の一つです。
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過蓋咬合のデメリット
・顎に負担がかかり、顎関節症のリスクが上がる
・下の前歯が上顎の歯ぐきに咬みこんで、傷ができやすい
・一部の歯に異常な力がかかり、歯周病リスクが上がる
・顎関節症でお口が開きにくくなると、奥歯の治療が困難になり結果的に前方の歯も失うリスクが上がる
・睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害のリスクが上がる
過蓋咬合の治療法
基本となる治療法は、矯正治療です。
過蓋咬合の多くは下顎の後退によるものですので、下顎を前方に移動させる治療を第一選択とします。
特に成長期の子どもさんは、成長促進をすることが可能ですので、早めの治療開始がお勧めです。
大人の人も今後の症状の悪化や予防のために、治療を検討されてはいかがでしょうか。
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