歯のクリーニング

Teeth Cleaning

歯のケア、口臭ケアは周囲へのマナーです。歯石も着色もスッキリ取って笑顔いっぱいの毎日を過ごしましょう。

歯のクリーニングとは

歯のクリーニングとは、特殊な器具を用いて歯ブラシで取れない歯石や細菌の塊であるバイオフィルムを除去する施術の総称です。PMTC(プロフェッショナル・トゥース・クリーニング)と言われることもあります。歯科医師や歯科衛生士といった国家資格のあるプロが専用の機器を用いて行います。 

 

バイオフィルムとは細菌の集合体ことで、台所や風呂場の排水溝のぬめりと同じようなものです。

長く放置しておくと、歯ぐきの中まで入り込み歯周病が進行していきます。

 

バイフォフィルムは歯ブラシでは取れないため、歯のクリーニングを受けて除去する必要があります。しかし、バイオフィルムは2、3ヶ月で復活します。そこで定期的に歯のクリーニングを受けてバイオフィルムを破壊することで歯周病の進行を防ぐことができます。

 

歯周病になっていない健康な人が予防のために受けたい場合、着色やタバコのヤニを取りたい場合には健康保険の適用がありませんので自由診療でのクリーニングとなります。

 

当院のクリーニングの流れ(初回の場合)

所要時間: 当院初めての方90分 / 2回目以降の方60分

①歯科医師による検診(無料)

虫歯や噛み合わせ等のチェックを行います。(ご希望があればレントゲンを撮影します。別途費用必要)

②歯周病菌検査のための検体採取

歯の表面のプラークをブラシで採取します。採取時に痛みはありません。

③歯石と歯の汚れの除去

主に超音波スケーラーでプラークや歯石を除去し、バイオフィルムを破壊します。

④着色除去

エアフローという特殊な機械を使用します。パウダーを吹き付けて歯面の汚れを落とします。

⑤歯間の清掃

フロスを使用して、汚れの残りやすい歯間、歯肉溝の中まで徹底的にきれいにします。

⑥仕上げトリートメント

歯の表面のでこぼこを滑らかに整え、虫歯や歯周病に予防効果のあるペーストでコーティングします。

⑦再検診

歯に問題がありそうな部分があれば、歯科医師が再度確認をして治療が必要かの判断をお伝えします。

⑧歯周病菌検査の結果説明

歯周病菌検査結果をご説明いたします。検査結果は印刷してお渡ししますので、今後のメインテナンスにお役立てください。

2回目以降のクリーニングで歯周病菌検査がない時は、上記の②と⑧のステップがなくなりますが、他の内容は同じです。クリーニング時には必ず歯の検診を行います。

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定期的な検診とクリーニングで歯を守りましょう

歯を失う原因の7割が虫歯と歯周病です。

歯を失わないためには、虫歯や歯周病にならないようにすることが必要です。

日々の歯磨きや生活習慣はもちろん重要ですが、定期的な検診と歯のクリーニングをうけることも重要です。

歯を失う理由〜う蝕 29.2%、歯周病37.1%、破折17.8%など。 歯を失う原因の約7割が 虫歯と歯周病です。 歯を失う理由、公財)8020推進財団、第2回永久歯の抜歯原因調査(2018年

自由診療クリーニングのメリット

  • ✔︎個別のリスクやニーズに合わせて自由に設定できる
     (1回あたりの時間、間隔、内容など)
  • ✔︎技術力の高い歯科衛生士が施術
  • ✔︎ホームケアの適切なアドバイス
  • ✔︎1回で全歯をクリーニング
  • ✔︎ステイン(着色)も取れる
  • ✔︎仕上げペーストでツルツル
  • ✔︎リラックスした空間
  • ✔︎痛みがない
  • ✔︎検査データの共有でモチベーションup

歯周病菌検査について

お口の中の細菌の種類や量は人それぞれで、虫歯や歯周病になりやすいかに関わっています。

歯周病の原因菌の中で、特に悪質なのがPg菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス)という細菌です。Pg菌が多いと歯周病になりやすく、また悪化しやすいことが分かっています。

そこで当院では、Pg菌に特化した歯周病菌検査を行なっています。

ご自身のリスクを把握し、今後の予防に役立てていただきたいという思いから、初回クリーニング時には無料で歯周病菌検査をおつけしています。

 

✔︎測定法はPCR(遺伝子)検査

精度の高い検査結果が得られます

✔︎検査はお口の中のプラークを取るだけ 

検査に苦痛を伴いません

✔︎測定時間は45分間

当日中に検査結果が分かります

初めての方限定の「初めてのクリーニング(歯周病菌検査付)」一度をお試しください。

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