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歯列矯正を目的とした抜歯は健康保険適用外です

歯並びを治す歯列矯正でスペースが足りない場合や、上下の噛み合わせが大きくずれている場合などに、歯を抜いて治療を進めることがあります。

 

抜く歯の種類として多いのが親知らずと小臼歯です。

 

親知らずは、あごが小さくなった現代人はほとんどの人がきれいに生える場所がなく、矯正をしない人でも抜歯することが多い歯です。周囲の歯ぐきが炎症して腫れたり、虫歯になりやすかったりするため、すでに症状がある場合は健康保険の適用があります。

 

一方、矯正治療を目的とした小臼歯(前から数えて4番目と5番目の歯)の抜歯に保険適用はありません。

歯列矯正は特殊な症例以外は保険外診療です。

日本の健康保険制度では、一つの治療に対する一連の過程で、保険診療と保険外診療(いわゆる自由診療)を併せて行う混合診療はみとめられていないからです。

小臼歯抜歯の費用は5,000円から15,000円くらいが相場と言われています。

抜歯のタイミングは矯正歯科との連携が必要になりますので、矯正治療を受ける歯科医院と相談の上、受診先を決めるようにしてください。

 

なお当院では抜歯の負担軽減と抜けた部分の閉鎖を最短期間にするため、矯正開始後に当院にて抜歯をしております。

 

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